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奈良の心理カウンセリングルーム(発達障がいの理解と支援)

7月 奈良県文化会館での研修で学んだこと

2019/08/18(日)



連日暑い日が続いておりますが、体調崩しておられないでしょうか。


あっという間にお盆もすぎて、8月も後半にさしかかりました。


まだまだ厳しい暑さが続きますが、くれぐれもご自愛くださいませ。


かなり日にちがたってしまいましたが、先月(7月)に受講させていただいた


研修会で勉強したことを書かせていただきたいと思います。



昨年も受講させていただいた「奈良県、子ども、若者支援機関研修」。


http://www.pref.nara.jp/7294.htm


4回シリーズの研修会第1回目は、


ひきこもり体験のあるシンガーソングライターのかたのご講演でした。


ご講演のあとは、ご自分の体験にもとづかれた曲をギターで歌って下さいました。



どの種類の苦労もそうだと思いますが、実際に体験され、そして乗り越えて


こられたかたの生の声は、とても胸に響きます。


たくさんの当事者やご家族の心の支えになっておられるのだなあと思いました。



情報交換の時間には、3分間お時間いただいて、居場所なぁなぁと、


9月のシンポジウムのご案内をさせていただけました。



そして、もう一回は、産業カウンセラー協会の地域ごとの集まりの研修会でした。


「治療と仕事の両立支援と産業カウンセラー」がテーマでした。



やはり実際に体験なさった方々の声は、心の響きました。



2人に1人はガンになる時代。


がんを診断されたときの「びっくり退職」が多いそうです。


治療と仕事(治療と育児、治療と介護など、両立したい事柄はさまざまだと


思いますが)することは可能であること。



そのためには、両立支援のための、「情報」や「知識」、周囲からの「助言」、


本人の「意志」、両立支援コーディネーターなど「連携」が必要であると


教えて頂きました。



とはいえ、ガンになったことを打ち明けることは、簡単なことではないと、


実際に体験なさったかたから生のお声をお聴かせいただきました。



だれにも言えない悩みや、つらい状態にあるかたに寄り添い、


心の声を聴いていけるカウンセラーであるよう努力していきたいと思いました。